インターネット上で業務完結?クラウドソーシング潜入レポ
2021.04.05
こんにちは!岡山・香川のテレワークならおったまのテレワークガイドです。
皆さんはクラウドソーシングをご存知ですか?
インターネットを通して不特定多数の群衆に業務委託するアウトソーシングの一種です。
クラウドワークス、ランサーズといったクラウドソーシングサイトが知られており、年々利用者が増えています。
インターネット上のやり取りだけで仕事が完結することが多いというクラウドソーシング。
具体的にどのような仕事をどのように進めていくのか、ちょっと潜入して確かめてきました
どのような仕事を頼めるの?
業務の種類
ライティング(記事作成)、デザイン、Web制作、プログラミング、調査、資料作成、ECサイトの代理運営、講師……と多岐にわたります。
中には弊社のサービス、ケロミの経理代行で承っているような経理代行のお仕事もちらほら。
期間
委託期間の長さは、ほんの数分から数時間で完了する小さな仕事から、数ヶ月かけるプロジェクトなど様々です。
毎日数時間だけで数年間にわたる長期間の業務委託もあります。
人員
個人で完結する仕事の他に、顧客の社内チームに一時的に参加するケース、クラウドワーカー同士で即席のチームを作って進めるケースもあります。
特に大掛かりなシステム開発やWeb制作などの依頼では複数人を募集してチームで業務を進めることが多いようです。
クラウドワーカー同士であらかじめチームを作っているのも見かけました。
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仕事の種類、期間、人員などかなり自由に選択して依頼することができます。
社内にプロがいないから挑戦することができなかったプロジェクトのサポート、時間がなくて着手できなかった資料の作成、とにかく人海戦術で片づけたい業務の委託などに便利に使えそうです。
どのように仕事を進めるの?
今回は仕事を請ける側としてクラウドソーシングに潜入しました
請けてみたのは短期で業務が完了するライティング、調査、資料作成の仕事です。
顧客とのやり取りは、初回のみサイト内のチャット機能で行いました。
初回挨拶の後はメール、チャット、ビデオ会議など別のコミュニケーション方法が主になります。
チャットで多いのはChatwork、Slackなどのビジネスチャットツール。
私が見た限りではChatworkの使用を指定している依頼が多かったです。
ビデオ会議の指定でよく見かけたのはZoomとGoogle Meet。
全体でみるとZoomが多いですが、Googleスプレッドを業務上で使用する場合はGoogle Meetを指定される確率が高かったです。
業務の納品はメール添付、クラウドストレージ、GoogleのスプレッドシートやCMS、クラウドサービス上で直接作業などなど。
顧客の社内チームと一緒に仕事をする場合はリモート接続で作業するケースもあるようです。
インターネット上で完結できないクラウドソーシング
「インターネット上で仕事が全部完結する!すごい!楽ちん!」
と声に出した後で首をかしげました。
はたして本当にそうでしょうか?
改めて依頼をじっくり眺めてみると「社内に来て欲しい」「業務は社内で」という依頼もあります。
そう。インターネット上で完結しない依頼も割とあるのです。
こういった依頼は社内での拘束がある為、比較的費用が高かったり交通費が別途支払いになっていたりして、依頼者側にとっては割高です
会社の所在地にマッチする人がおらず、依頼があがっていても応募がないまま置き去りにされていることも……。
少し工夫すればインターネット上で完結できそうな業務内容なのに、なぜ、わざわざ社内?
直接会って人柄を知って仕事を任せたいというのもあると思いますが、少しの工夫に気が付けない、気が付いていても一歩踏み出せない企業様も多いのかもしれません。
「インターネット上で全部完結」「楽ちん」なのは、私がテレワークに慣れていてITツールやクラウドサービスの使用に敷居を感じなかったからです。
この件に限らず、ITを上手に活用できている会社や個人はどんどん生産性を高めています。
デジタルは苦手だからと後回しにしていると競合に水をあけられてしまうでしょう。
人材確保が厳しくなってくるこれからの時代、せめてクラウドソーシングを楽ちんに活用できるぐらいには社内のデジタルシフトを進めておくのが得策です。
置き去りにされるのが依頼ではなく会社そのものになる日も近いかもしれません。
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