私たちの目指すもの

地方の中小企業といえどもDX(デジタルトランスフォーメーション)は不可欠なものになっています。
そのお手伝いをすることが、クラウド化に成功し、DXのノウハウを持つ弊社の使命です。


DX推進開始のきっかけは社員の一言

2016年の春のことです。妊娠中の社員から申し出がありました。

「主人の大阪への転勤が決まりました。実家のある神戸に引っ越します。これから産休・育休に入りますが復帰後もネットリンクスで仕事がしたいです。」

もちろん優秀な社員を手放したくなかったというのが一番ですが、弊社で働き続けたいという気持ちが嬉しかったこと、また新しい働き方にもチャレンジしてみたかったので、試しにテレワークを始めてみました。

テレワークできる環境づくりのために、様々なITツールや制度の導入を推し進め、弊社のDXは急ピッチで進んでいきました。

テレワーク開始時は社員を信用するのみ

テレワーク開始時はルールも決めず、ただ社員を信用するのみ。

資料のやり取り、遠隔操作の不具合、勤怠管理、コミュニケーションの取り方など…。

課題は山積みでしたが、一つ一つを解決させながらの毎日でした。
管理は、基本的には性善説で行い、時間ではなく成果を評価する人事制度への変更などにも取り組みました。

次に続くであろう、テレワークを行う社員のためのルールもこの時期に整備しました。
当時のテレワークには『在籍一年以上』という縛りがありました。すると在籍一年を経過した社員たちから「自分もテレワークがしたい」という申し出が増えてきました。

ペーパーレス化・サーバーレス化を推進

そこで取り組んだのがペーパーレス・サーバーレスです。

要はクラウドにデータを置くことによって、どこにいてもどんなデバイスでも会社のデータにアクセス出来る環境を作ることでした。

2018年の夏、西日本豪雨によって多数のサーバーが泥水に沈みました。
この出来事によって、データを置く場所はクラウドだということが確信に変わりました。

「全従業員テレワーク」を目標に環境作り

2019年末時点では、テレワークをしている社員は4人だけでした。
しかし弊社はすでにデータのクラウド化が完了していたので、次は全従業員がテレワークを行える環境作りをすることにしました。
家庭にモニター・マウス・キーボード・ルーターを備え付け、パート社員も含めた全員にスマホの貸与も行いました。
勤怠管理ツール・チャットツール・グループウェアなどに全員がアクセスできる環境も構築しました。

ここでコロナが襲ってきます。
小中学校が休校になった時に、休校になった子供がいる社員と公共交通機関を利用して通勤している社員にテレワーク命令を発令しました。
そして緊急事態宣言中は、全従業員がテレワークを実施しました。

テレワークのメリット・デメリットを体感

この経験によって、テレワークのメリットもデメリットも体感することが出来ました。

まず、テレワークに向かない社員がいることが分かりました。
そういう社員には出社して仕事をしてもらえば良いと思っています。

ただほとんどの社員はテレワークの良さを実感しています。
何より通勤時間がいらないこと。
集中して仕事が出来るため業務効率が飛躍的に向上していることなどがあります。

顔を合わせる機会が減った分、コミュニケーションには工夫とツールが必要ですが、以前よりも円滑に行えていると感じています。

採用活動もOJTもリモートで実施

弊社ではこの時期、採用活動もほとんどの作業をリモート活用で行いました。

お客様にもお伺いせず、社内にいながら打ち合わせをしました。
新入社員も二人入社しましたが、研修もOJTもリモートで行っています。

コロナの収束はいつになるか見当もつきません。この数か月間、ほとんどの経営者がZoomという去年までは名前も聞いたことのなかったツールを使って会議などに参加したと思います。

中小企業のDXのお手伝いをしたい

地方の中小企業といえどもDXは不可欠なものになってきています。
そのお手伝いをすることこそが、クラウド化に成功し、全員テレワークを行って培ってきたノウハウを持つ弊社の使命だと考えます。

岡山・香川の中小企業がDXにより効率的で働きやすい会社となることを強く願い、そのために私たちが少しでもお役に立てればと考えています。

ネットリンクス株式会社
代表取締役

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