Q&A

DXについて

DXとは何ですか?

DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略です。
デジタル技術の浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させることを指します。

DXはなぜ必要ですか?

経済産業省の「DXレポート」では「2025年の崖」問題が提唱されています。各企業がレガシーシステム(過去の技術で構築されたシステム)を使い続けることにより2025年から2030年までの間に、最大で年間12兆円もの経済損失が生じると予測されているのです。

この問題から脱却し、業務効率化・生産性の向上、場所や環境にとらわれない事由な働き方を実現するため、DXの推進が叫ばれています。

テレワークについて

どのような仕事に向いていますか?

ICTの活用で多くの仕事が遠隔でも可能な時代となり、テレワークは現在様々な業種や職種で導入されています。「IT企業はテレワークが向いていて、製造業は向いていない」「一人で完結する作業はテレワークに向いていて、接客業は向いていない」と言われることがよくありますが、必ずしもそうとは言い切れません。まずは、現在の業務の洗い出しを行い、出社しなくても対応可能な作業を切り出していくことが重要です。業務の見直しを行うことでテレワークの実現、さらには生産性の向上や新たな雇用の確保にもつながります。

テレワークで生産性は下がりませんか?

業務効率を落とさずにテレワークを行うためには、自宅などオフィス以外の場所でも、オフィスと同様に作業できる環境づくりが非常に重要です。集中して業務に取り組める設備と環境さえ整っていれば、むしろ仕事の生産性は向上すると考えられます。実際にネットリンクスでは社員全員にテレワーク実施後のアンケート調査を行ったところ、「テレワークは集中できないイメージだったけれど、作業中に電話・来客対応が入ることがないためとても集中できる」との声が多く見られました。

テレワークを導入して業務に支障はないですか?
いざテレワークを導入してみると想定外のトラブルが発生したり、改善すべき課題が見つかったりすることもありますが、その都度ツールの運用や社内ルールを改善しながら、より働きやすい環境を目指していきます。
ネットリンクスでは通常、社内のコミュニケーションはビジネスチャット(Chatwork)を使用しており、複数人でも素早く情報共有ができる体制です。朝礼や会議など対面でのやり取りが望ましい場合は、WEB会議システム(Zoom)を使用しており、臨機応変に対応しています。必要なデータはすべてクラウド上に保管してあるため、社内でも社外でも不自由なく作業することができています。
テレワーク中に仕事をしない社員がでるのではないかと心配です。
確かに、オフィスで隣り合って仕事をする環境とは違い、テレワークでは他の従業員の勤務態度を確認しにくいです。そこで、通常以上に密にコミュニケーションを取り合い、正確な業務報告を行う必要があります。
ネットリンクスでは他の社員の勤務状況を把握するため、毎日業務開始時に朝礼を、終了時に終礼をZoomで開催し、顔を合わせて連絡事項・残業予定の報告等を行っています。また、チャットに『分報』専用のグループを作り、今行っている業務を報告しあっています。
常時カメラを設置して、厳密に従業員の勤務実態を可視化して把握したいという方には、労務管理・PC運用管理に特化したツールの導入がおすすめです。弊社ではそれらの導入支援も行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
セキュリティ面が心配です。
セキュリティ対策や運用を工夫することで、一定の安全性の確保は可能です。
例えば、
・セキュリティソフトを入れる
・自宅用のネットワークと会社のネットワークを分ける
・印刷をさせないように制御する
・ノートPCに関係のないUSBやデバイスを接続しないように制限をかける…
など様々な方法がありますが、実は全ての対策をしたからと言って100%絶対安全とは言い切れません。セキュリティ対策にとって重要なのは“バランス”です。費用対効果を考え、どこまで対策を行うかをケースによって検討する必要があります。
テレワークを始めるために必要なものを教えてください。
  1. ノートPC
    PCは持ち運びしやすく、カメラやマイクが内蔵されているノートPCがおすすめです。業務内容に合わせた性能を検討しましょう。
  2. ネットワーク環境
    常時インターネットに接続できるインターネット環境が必要です。
  3. Web会議ツール
    会議や従業員間でのコミュニケーション、取引先との打ち合わせ等に使用します。画面を共有しながら対話型のコミュニケーションをとることができます。
  4. ファイル共有ツール
    ファイル共有には社外からでもアクセス可能なクラウドストレージがおすすめです。
  5. ビジネスチャットツール
    テレワークでは、特に従業員同士の情報共有が重要になります。短文のメッセージでも気軽に相手へすぐ送信することが可能なビジネスチャットは、メールと異なりコミュニケーションの活性化を図ることができます。
  6. グループウェア
    スケジュール、ワークフロー、メールなど、日々使用する機能をまとめたツールです。情報ポータルとして全社的な情報共有を行います。
  7. 勤怠管理システム
    オフィスと異なる場所で働くテレワークでは、従業員の労働状況を直接目で見て把握できません。クラウド型のツールを使うことでどこでも始業時刻・終業時刻の打刻が行えるようになります。
★あると良いもの

イヤフォンマイク、デュアルモニターなど様々なアイテムがあります。
ご興味がありましたらぜひご相談ください。

テレワーク用のPCは従業員の私物でも大丈夫ですか?
テレワーク時の端末は会社支給のもの使用することを推奨します。
従業員の私物PCはセキュリティ対策が不十分な場合が多く、個人用途で端末を使用する可能性もあるため、情報漏洩のリスクが高まります。
私物利用の場合、導入コストが低く抑えられると考えられがちですが、これは従業員が業務をこなすのに必要な性能を備えた端末を持っている場合に限られます。そうでない場合、紛失や盗難等のリスクなどを考慮すると、会社から端末を貸与するほうが望ましいと考えられます。
テレワーク用のPCは従業員の私物でも大丈夫ですか?
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