RPAで45時間削減!中小企業のロボット事情
2022.04.07
1.45時間削減!メリット享受のコツは業務の洗い出し
約45時間/月。
ネットリンクスがRPAで削減できた定型業務の労働時間です。
業務時間削減のみならずRPA導入は様々なメリットをもたらしてくれました。
RPAのメリット
- 採用コストゼロ
- 早朝、夜間、休日稼働可能
- 退職・欠勤リスクなし
- ケアレスミスなし
- 人間関係リスクなし などなど
目についた業務からRPA開発を進めても自動化の恩恵は得られますが、おすすめしたいのは「開発前の業務の洗い出し」です。
- まとめてみると実は長時間だった日次業務
- 月に一度の面倒くさい業務
- 当たり前にやってきたから効率化という発想がなかった業務
- 特定の人がいないとできない業務
- 精神的な負荷がかかる業務
- 業務時間外に処理したい業務
自分の作業時間・業務負荷などは意外と把握できていないものです。
上記のような業務を洗い出して優先順位をつけて開発することで、RPAによる労働時間削減などのメリットをいち早く体感することができます。
また、業務を洗い出すことで今まで気が付かなかったムダを発見できる場合もあります。
2.RPAは高価で難し”かった”
RPAって便利そう。でもお高いんでしょ?難しいんでしょ?
いえいえ、それはもう過去の話です。
確かに月額数十万から数千万円かかる高機能なRPAもありますが、昨今では中小企業向けに開発された安価でカンタンなRPAツールが出てきました。
料金は安価に
中小企業向けRPAであれば、お値段は月額5万円から果ては利用自体は無料のものまで。
ただし、無料のRPAには機能制限や、操作性の難、サポート不足、サービス終了リスクなどの懸念点があります。しっかり導入したい場合は有料のRPAがおすすめです。
操作はカンタンに
料金だけでなく操作面の敷居もぐんっと低くなっています。
中小企業向けRPAはローコード・ノーコードのツールがほとんどで、プログラミング知識にのっとったコード記述はほぼ不要です。
更に国産RPAであればメニューやマニュアルも分かりやすく、直感的に操作できます。
3.中小企業向けRPAのデメリット
安価&カンタンを実現している中小企業向けRPAですが、その分苦手としている部分もあります。
とはいえ、中小企業にとってはデメリットにならない場合もありますし、何らかの方法で代替できる場合もあります。自社にとって外せない重要なポイントかどうか見極めましょう。
1)複数人で自由に使用するのに向かない
ダウンロードしたパソコンだけで使用できるデスクトップ型RPAの場合が多く、複数人での共用に向きません。
共用しやすいサーバー型のプランになると値段が跳ね上がる場合も。
>>見極めポイント!
- 自由にロボット開発をできる人員が何人いますか?
大人数で利用できる方がお得な気がしますが、宝の持ち腐れに注意。 - 利用者が増えればその分ロボットの管理も煩雑に。多人数での共用は管理コストも必要です。
2)最先端機能を実装していない
文書のデジタル化、プロセスディスカバリー、AI連携、デジタルアシスタントなどの高度な機能がない、もしくはオプション料金がかかってしまう。
>>見極めポイント!
- なんか凄そうだけど実は使わない機能ではないですか?
- 手持ちのソフトの操作で代替できる機能ではないですか?
3)画面操作の精度が低い
「違う!そこじゃない!」ロボットが思い通りにクリックしてくれない可能性が。
画面操作の精度は重要なので、デモなどで必ず確認しましょう。
>>見極めポイント!
- デモで実際に画面操作を確認!画面操作方法が複数あるかも確認しましょう。
操作方法が複数あれば、いずれかの方法で操作できる可能性が高いです。
4)必要な機能がない
こちらも重要。デモで必ず確認しましょう。
操作内容を具体的に伝えるのがおすすめです。
>>見極めポイント!
- マウスクリック/WEBブラウザのオブジェクト操作/ショートカットキー操作/条件分岐/繰り返し/エラー検知/スケジュール……これらの機能は必要になってきます。
- 機能がなくても、機能の組み合わせ、操作ソフト固有のショートカットキー利用などの工夫で実現できる場合も。
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ここまで色々お伝えしてきましたが、百聞は一見に如かず!
中小企業向けRPAに興味がわいた方はお気軽にお問い合わせください。
実際に操作できるデモ環境をご用意させていただきます。
最初のご相談からRPA導入後のフォローまで、OneStopで対応させていただきます。
岡山、香川のRPAのご相談はネットリンクスへ!お待ちしております!