IT導入補助金よくある質問
2025.07.03
こんにちは!岡山のIT・経理コンサルティングのネットリンクスです。
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今回は、2025年のIT導入補助金に関するよくあるご質問にお答えします。
IT導入補助金とは? 概要と目的
IT導入補助金とは、中小企業・小規模事業者が業務効率化や生産性向上を目的として、ITツール(ソフトウェアやクラウドサービスなど)を導入する際に、その費用の一部を国が支援する制度です。
補助対象となるITツールとして顧客管理システム、会計システム、在庫管理システム、給与計算・労務人事システムなどがあり、最大で450万円の補助金が受けられます。
よくある質問
どんな企業が対象なの?
基本的には中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む)が対象です。
製造業・小売業・サービス業など幅広い業種が対象ですが、企業規模に一定の基準があります。
たとえば
- 小売業:資本金5,000万円以下または従業員50人以下
- 製造業:資本金3億円以下または従業員300人以下
一部の金融業など対象外となる業種もあります。申請前には必ず対象要件を確認しましょう。
参考リンク:申請の対象となる方|IT導入補助金2025
※外部サイトに移動します。
申請の流れは?自分で申請できる?
原則として、IT導入支援事業者と連携して行います。
申請は事業者単独で行うのではなく、登録された「IT導入支援事業者」が手続きをサポートします。申請の大まかな流れは以下の通りです。
- 導入したいITツールの選定
- IT導入支援事業者との打ち合わせ
- GビズIDプライムの取得、SECURITY ACTION宣言の実施(申請に必須)
- 交付申請
- 採択結果の通知
- ツール導入
- 実績報告
- 補助金の交付
GビズIDプライムの取得には数週間かかる場合もあるため、早めの準備が肝心です。
補助金はいつ、どうやってもらえるの?
導入後にツール導入の実績報告を経て支給されます。
IT導入補助金は「後払い方式」です。ツール導入・支払いを済ませた後、IT導入支援事業者とともに実績報告を行い、その後に補助金が支給されます。
注意点として、補助対象経費は「交付決定日以降に発生した支出」でなければ認められません。交付決定前の契約・支払いはNGです。
申請が通らないこともあるの?
申請不備や要件の不一致があると不採択になることがあります。
<よくある失敗パターン>
- 添付書類の不備
- 申請の対象外となる事業者に該当している
- GビズIDプライムやSECURITY ACTIONの未取得
- 導入するITツールが補助対象外
これらはIT導入支援事業者がチェックしてくれる場合も多いですが、事前に自社での理解と準備が大切です。
クラウドサービスも対象になるの?
クラウドサービスの利用料も対象となりますが、補助対象期間は最大2年分に限定されます。
また、ハードウェア(PCやタブレットなど)はインボイス枠では補助対象とされていますが、ハードウェア単体の申請は不可となっており、そのハードウェアがソフトウェアの使用に資するものであることという条件があります。
まとめ
IT導入補助金は、正しく活用すれば企業成長の強力な後押しになります。
特に初めてIT導入を考えている企業こそ、この補助金制度を活用して、業務を見直し未来への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
ネットリンクスではIT導入補助金の申請からツールの導入までお手伝いさせていただいております。
補助金に関する詳しい資料をご覧になりたい方、ITツールの導入やIT導入補助金の活用を検討している方は、ぜひお問い合わせください。
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