RPAとAIの違いとは?賢い自動化の選び方
2025.04.10
業務の自動化を考える際、よく耳にするのが 「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」 と 「AI(人工知能)」 です。どちらも業務の効率化に役立ちますが、目的や得意分野が異なります。
そこで今回はRPAとAIの違いを分かりやすく解説し、どのように組み合わせて活用すべきかをご紹介します!
1.RPAとは?
RPAは 「決められたルールに基づいて業務を自動化するツール」 です。
例えば、以下のような業務に適しています。
- データ入力・転記作業
- 請求書・レポートの作成
- 定型メールの送受信
- システム間のデータ連携
特長として、ルールが明確で繰り返しの多い業務を得意としています。
2.AIとは?
AIは 「データを解析し、学習しながら判断を行う技術」 です。
例えば、以下のような業務に活用できます。
- チャットボットによる顧客対応
- 画像や音声データの解析
- 不正取引の検出
- 自然言語処理による文書分析
特長として、 人間の判断が必要な業務を補助・代替することを得意としています。
3.RPAとAIの違いを簡単に比較!
RPA | AI | |
---|---|---|
得意分野 | ルール化された定型業務 | 学習・判断を要する業務 |
動作原理 | 決まった手順を繰り返す | データをもとに判断・最適化 |
導入のしやすさ | 短期間で導入可能 | 時間をかけて学習・調整が必要 |
4.RPAとAI、どちらを選ぶべき?
ご紹介した通り、RPAとAIにはそれぞれ得意とすることが異なります。
目的に合わせて使い分けをしましょう!
- ルール通りの業務を正確に処理したい → RPA
- データをもとに最適な判断をしてほしい → AI
- 定型業務を自動化しつつ、柔軟な対応もしたい→ RPA+AIのハイブリッド活用
ネットリンクスでは、RPAの導入支援やAI活用のご相談などをお受けしています。