自動化の道のり

2022.02.28

こんにちは!岡山・香川のDXならおったまのDX研究所です。
人間がやったほうが早いと思っている作業、自動化していきませんか?

先日、プロフェッショナル仕事の流儀「土木技術者・山口宇玄~ロープ1本で、世界の平和を守る~」(NHK,2022年2月22日放送)を見て感銘を受けました。

日本にはたくさんの橋やトンネルがあり、その半数が7年度には建設から50年に達する等、老朽化が進んでいるそうです。
橋やトンネルの崩落事故が起きれば大惨事となるため、5年に1回の近接目視点検が法律で義務付けられています。

山口さんは明石海峡大橋や首都高速道路等をはじめとする、国内外のインフラにロープ1本でぶら下がって点検補修をする土木技術者です。
人間が造ったものなのに、重機も入れず、足場も組めないため人間が普通に行けなくなっている場所、そんな現場は常に危険と隣り合わせ、テレビで見ていても怖さが伝わってきます。

山口さんは、安全性を高める研究は果てしなくやるしかないけれど、一番安全なのは人間が点検をしなくて良くなることと言って、AIによる自動化に向けた挑戦をされていました。

「AIに仕事を奪われるのではなく、置き換わっていく。ぶら下がらなくて済むなら、その方が平和だ…。

密着取材では福島県にある田子倉ダムの点検のため、開発中のAI(重さ14kg)を背負って高さ145mのダムの壁にロープ1本でぶら下がっていました。
開発中のAIは等間隔で自動的にシャッターを切り、コンクリート内部の探査を行うロボットでしたが、途中で動作が停止してしまい、急遽手動に切り替えるという大変な作業となっていました。

「人でやったほうが早いのかもしれないけれど、それを自動化していくのが自動化の道のりですから。」

日々の業務の中で自動化を考えるけれど、慣れた業務だからと人がやっていては進歩がないな…と考えさせられるものでした。
危険な作業や単純な作業はAIに置き換えて行き、人間は別の次元で働く。
常に意識していきたいと思います。

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