IT導入補助金2025「インボイス枠」徹底解説

2025.06.17

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2023年10月からインボイス制度が始まり、多くの事業者が対応に追われています。
特に小規模事業者や個人事業主にとっては、インボイス対応のための業務負担やシステム導入コストが悩みの種となっています。
こうした現場の声に応える形で登場したのがIT導入補助金「インボイス枠」です。

今回は、この補助金制度の概要と申請時のポイントをわかりやすく解説します。

IT導入補助金とは

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む)が業務効率化や生産性向上のためにITツールを導入する際、その費用の一部を国が補助する制度です。

従来からある「通常枠」に加え、2023年度からは「インボイス枠」が新設されました。このインボイス枠は、会計ソフトや受発注ソフト、決済ソフトなど、インボイス制度に対応したITツール導入を支援するものです。

インボイス枠の特徴と補助内容

項目

内容

補助対象者

中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む)

補助対象ツール

インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等

補助率

最大4/5以内 ※

補助上限額 最大350万円 ※
クラウド利用料 最大2年分が補助対象
PC・タブレット等 条件付きで最大10万円補助 ※

※事業規模、想定される導入費用の総額によって異なります

IT導入補助金について詳しくはこちら

どんな事業者が対象になる?

インボイス制度の影響を受けるすべての事業者が対象となります。

  • 免税事業者から適格請求書発行事業者へ移行した個人事業主
  • 電子請求書対応のクラウド会計ソフトを使いたい小規模法人
  • 紙の帳簿からデジタル会計へ移行したいフリーランス

これまでITに疎遠だった事業者こそ、積極的に活用すべき制度です。

IT導入補助金の公式サイトでは、業種分類・組織形態を入力することで申請対象となる要件を確認できる「申請対象者チェッカー」が用意されています。

申請時のポイント

事前準備

申請にはGビズIDプライムの取得、SECURITY ACTIONの宣言登録が必要です。
申請から発効までの期間はGビズIDプライムが約2週間、SECURITY ACTIONが約3日となっているため、早めに手続きを済ませておきましょう。

IT導入支援事業者と連携

IT導入補助金の申請には、IT導入支援事業者※との連携が必要になります。事務局に登録されたツールの選定・申請書類の作成支援はIT導入支援事業者が担当。
※IT導入支援事業者とは、生産性向上を目指す中小企業・小規模事業者等に対してITツールを導入し、補助事業を円滑に遂行するための支援を行う事業者です。

補助対象・非対象を確認

補助対象となるツール・ハードウェアの要件を確認し、適用される補助率、補助額を確認しましょう。

申請スケジュールの把握

締切が数回に分かれているため、余裕をもって準備を進めましょう。

IT導入補助金を活用したい

ネットリンクスではIT導入補助金の申請からツールの導入までお手伝いさせていただいております。
補助金に関する詳しい資料を見たい方、ITツールの導入、IT導入補助金の活用を検討している方は、ぜひお問い合わせください。

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