【はじめてでもわかる】2025年版 IT導入補助金 超まとめ
2025.06.03
こんにちは!岡山のIT・経理コンサルティングのネットリンクスです。
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今回は、初めてIT導入補助金を検討しようとしている方向けに、「IT導入補助金」の基礎知識を分かりやすくご紹介します。
そもそもIT導入補助金とは?
業務をデジタル化したい中小企業(補助事業者)のために、ITツール導入費の一部を国が負担してくれる制度です。
指定のITベンダー(IT導入支援事業者)とタッグを組んで申請し、交付が決定すればソフトやクラウドサービス、導入支援までをセットで補助してくれます。
このコラムは初めてIT導入補助金を検討しようとしている方向けの超まとめですので、詳しい内容については、IT導入補助金公式HPの公募要領をご覧ください。
参考リンク:IT導入補助金2025 交付規程・公募要領
※外部サイトを開きます
業種 | 資本金上限 | 従業員上限 |
---|---|---|
製造・建設・運輸業 | 3億円 | 300名 |
卸売業 | 1億円 | 100名 |
小売業 | 5,000万円 | 50名 |
サービス業 | 5,000万円 | 100名 |
申請対象者のチェッカーが公式サイトにありますのでご活用ください。
参考リンク:申請の対象となる方 | IT導入補助金2025
※外部サイトを開きます
枠・類型 | 対象者 | 補助率 | 補助額めやす |
---|---|---|---|
通常枠 | 基幹業務の効率化を図りたい企業 | 1/2(条件付きで2/3) | 5~450万円 |
インボイス枠/ インボイス対応類型 |
インボイス対応が必要な企業 | 3/4(小規模事業者は4/5) ※50万円超部分は2/3 |
~350万円 ハード最大20万円 |
インボイス枠/ 電子取引類型 |
取引先に無償提供する受発注システム導入企業 | 中小企業2/3 大企業1/2 |
~350万円 |
セキュリティ対策推進枠 | IPA「お助け隊」登録サービス導入企業 | 小規模2/3 中小企業1/2 |
5~150万円 |
複数社連携IT導入枠 | 複数企業で地域全体のDXを推進する場合 | 3/4(小規模事業者は4/5) ※50万円超部分は2/3 |
グループ合算 最大3,000万円 |
概算補助額は公式シミュレーターで確認!
上記申請枠ごとにいろいろな条件があるので、補助額の計算がけっこう複雑になっています。
公式HPにある補助金シミュレーターをうまく使って、おおよそ補助金が申請できる額を試算するのがおすすめです。
参考リンク:補助金シミュレーター | IT導入補助金2025
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関連コラム

加点項目 | 主に対象となる枠・類型 |
---|---|
地域経済牽引事業計画の認定を受けている | 全ての枠 |
クラウド利用による生産性向上計画 | 通常枠、インボイス枠 |
従業員の賃上げ目標を設定している | 通常枠、インボイス枠、複数社連携IT導入枠 |
テレワーク推進に寄与するITツール導入 | 通常枠、インボイス枠、セキュリティ対策推進枠 |
インボイス制度への対応を明示的に推進 | インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型) |
注意点 | ペナルティ |
---|---|
導入したツールを1年未満で解約 | 全額返還 |
50万円以上の資産を耐用年数内に処分 | 残存簿価×補助率を返還 |
賃上げ目標未達成 | 全額または一部返還 |
不正(二重助成・名義貸し・キックバック) | 全額返還+加算金(年利10.95%) |
実績報告・効果報告の未提出 | 全額または一部返還 |
実地調査で導入実態がないと判断された場合 | 全額返還 |
※領収書や画面キャプチャなどは交付後5年間保管を。
少しでも問題が起きたら、速やかに事務局へ相談することが重要です。
IT導入補助金2025における不正行為の注意喚起は以下をご確認ください。
参考リンク:不正行為にご注意ください | IT導入補助金2025
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