業務ソフトメーカーのラインナップカテゴリーの考え方

2025.05.15

業務ソフトって何?

一般的に業務ソフトと言いましても、絶対的な定義はありません。広い意味で、会社の業務で使っているソフトは、全て業務ソフトといえます。日本で最も普及した業務ソフトは、Microsoft社のExcelではないでしょうか。
しかし、今日のお話はExcelではなく、狭い意味での業務ソフト、つまり基幹業務あるいはバックオフィス業務を指す業務ソフトについてです。

業務ソフトのターゲット

業務ソフトを提供しているメーカーは全国にたくさんあります。ターゲットも大企業から零細企業までさまざまです。
今回は、中小企業をターゲットにしている基幹業務ソフトについてお話します。

業務ソフトの種類

基幹業務といっても、業種や会社独自のさまざまな業務があります。そのなかでも共通している3つの分野(カテゴリー)があり、大体どこのメーカーも、ラインナップは以下の同じようなカテゴリー体系になっています。

  1. 財務会計システム
    いわゆる会計ソフトですが、お金の管理は企業の血液になるため、業務ソフト体系の中心に置かれています。
  2. 人事労務管理システム
    代表的なものは給与計算ソフトです。人とお金を管理します。
  3. 販売仕入管理システム
    企業の売上げと仕入れを管理するコアとなるソフトですが、業種や会社独自の業務が多いため、機能がメーカーによってかなり変わる業務ソフトです。

どんな業務ソフトを選んでもいいのか?

答えはNOです。

例えば財務会計ソフトは、業種によって会計基準が異なる場合や、業態によって個別案件の原価金額を把握する機能がついています。
つまり、一般企業向けの会計ソフトと、社会福祉法人など特殊会計基準がある会計ソフト、建設業など原価を把握する機能がついているものなどに大別されます。

給与計算ソフトは船員給与を除けばそこまで大差がないのですが、トータル的な人事労務管理となると、勤怠管理は業種あるいは会社でルールが多岐にわたるため、非常に注意が必要です。

販売仕入管理ソフトは先にも申しましたが、業種や会社独自の業務が多いため、機能がメーカーによってかなり変わります。よって慎重に選ぶ必要があります。標準的な販売仕入管理ソフトは、卸売業をモデルに作られていることがほとんどです。

業務ソフトを選ばないで自社独自に開発したら?

これら業務ソフトの最大のメリットはコストです。メーカーがある程度汎用的に作ることによって、大量に販売できるので、一社向けに作るより安く提供できるのは自明の理です。

コストに大差がないのであれば、自社開発の選択肢もありますが、中小企業では手の届かないコストになるのが一般的です。よって、業務ソフトに業務を合わせるのが中小企業ではよいとも言われていますが、やはり限界があるのも事実です。

最近は別のシステムと連携することによって、このジレンマを解消できる事例もあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

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