RPAにおける「シナリオ」とは?初心者向けに分かりやすく解説!
2025.03.21
RPAにおけるシナリオとは?
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)における「シナリオ」とは、ロボットに実行させる一連の作業手順を定めたルールや指示書のことです。
例えば、「毎朝9時にExcelのデータを集計し、メールで上司に送る」という業務がある場合、この作業をRPAに任せるために「シナリオ」を作成します。
シナリオを作ることで、RPAは人が行うのと同じように業務を自動で処理できるようになります。
シナリオの基本的な流れ(例)
RPAのシナリオは、通常以下のような流れで構成されます。
- データを取得(Excelやシステムからデータを読み取る)
- データを処理(計算、分類、入力などの作業)
- 結果を出力(レポート作成、メールやチャット送信、別のシステムへ登録)
例えば、「請求書データをExcelから取得し、社内システムに登録する」という業務をRPAで自動化する場合のシナリオは、以下のようになります。
手順 | 処理内容 |
---|---|
①Excelを開く | RPAがExcelファイルを開く |
②データを読み取る | 指定されたセルの請求書データを取得 |
③社内システムを開く | ログインして入力画面を開く |
④データを入力 | 取得したデータをシステムに自動入力 |
⑤確認・保存 | 入力内容をチェックし、登録を完了 |
このように、RPAのシナリオは「どんな作業を、どの順番で実行するか」を定めるものです。
シナリオの作成方法
最近のRPAツールは、プログラミング不要でシナリオを作成できるものが多く、初心者でも簡単に設定できます。
例えば、弊社が扱っているEzRobotやMICHIRU RPAのシナリオ作成は、以下の手順です。
- 自動化する業務の選定と手順の洗い出し:
まず、自動化したい業務を明確にし、その手順を詳細に書き出します。 - シナリオの設計:
洗い出した手順を基に、操作手順(シナリオ)を設計します。 - シナリオの実装:
設計したシナリオを実際にRPAツール上で作成します。 - テストと修正:
作成したシナリオが正しく動作するかをテストし、必要に応じて修正を行います。 - 運用と保守:
シナリオの運用開始後も、定期的なメンテナンスや改善を行います。
ポイント
- マウスやキーボードの操作を記録するだけで自動化のシナリオを作れる機能もある
- 初心者でも使いやすいGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を搭載
関連ページ

シナリオ作成の注意点(失敗しないためのコツ)
RPAのシナリオを作る際に気を付けるべきポイントを紹介します。
よくある失敗例
- 業務が変更されたときにエラーが発生する
→ 解決策:定期的にシナリオをメンテナンスする - シナリオが複雑になりすぎて管理できない
→ 解決策:シンプルなシナリオを作り、段階的に改善する - 人間の判断が必要な業務をRPA化しようとしてしまう
→ 解決策:完全にルール化できる業務を選ぶ
まとめ
- 「シナリオ」とは、RPAに実行させる作業手順のこと
- Excel操作やデータ入力など、ルール化できる業務を自動化できる
- ノーコードで簡単に作れるツールも多いので、初心者でも始めやすい
- シナリオは定期的に見直し、メンテナンスすることが重要
RPAのシナリオをうまく作ることで、毎日の業務を効率化し、時間を有効に活用することができます!
ネットリンクスではRPAの導入からシナリオ作成、運用までしっかりとサポートいたします。
初めての方でも安心して導入できるよう、セミナーや個別相談もご用意しておりますので、お気軽にご相談ください!