RPA導入が最も進んでいる業界はどこ?

2025.01.07

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近年、業務の効率化とコスト削減を目的に、多くの企業がRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入しています。特に、金融業界ではRPAの導入が急速に進んでおり、定型業務の自動化による生産性向上が実現されています。

本記事では、 金融業界がRPAをどのように活用しているのか具体的な事例を紹介しながら、そのメリットについて解説します。

1.もっともRPA導入が進んでいる業界は金融業界

金融業界は事務処理が大量にある一方で、企画立案など人間にしかできない仕事に注力する必要があります。単純作業はRPAに任せ高度な思考を必要とする業務は人間が担当するという分業が進んでいるようです。

どのような業務をRPAで自動化しているのか具体例を見ていきましょう。

2.金融業の導入事例

お申込内容の登録

口座開設やローン申請の際のデータ入力を自動化し、手作業によるヒューマンエラーを削減。入力&チェックが1セットの業務でしたが、人間の仕事はチェックだけになりました。

取引の定型業務

株式や債券の取引処理も自動化し、迅速かつ正確になりました。決済処理や精算業務も前処理はRPAに任せ、一番最後の確認だけ人間が担当しています。

顧客情報の更新・管理

顧客情報のデータ入力の他にも、情報が古いお客様に情報更新の依頼メールを送信したり、特定条件を満たす顧客のリストアップなども行っています。

コンプライアンスと監査のデータ収集&報告書作成

規制遵守のためのデータ収集や報告書作成を自動化し、監査プロセスを効率化しています。不正検知やリスク管理のためのデータ分析にもRPAが活用されています。

カスタマーサービスの自動応答

FAQレベルの回答や簡単な手続きの案内をRPAで行っています。お客様からのお問い合わせ対応が迅速になりました。更に、単純なお問い合わせはRPAに任せ、複雑で対応が難しいお問い合わせに注力できるようになったことでサービスの質の向上にも繋がっています。

バックオフィス業務の自動化

経理や人事の業務を自動化し、請求書の処理や給与計算を効率化しています。締日に膨らむ業務をRPAが処理してくれるので残業も削減できました。

3.自社にもRPAで自動化できる業務が眠っている

今回は金融業界の導入事例をご紹介しましたが、データの入力・収集・加工、レポート作成、お知らせメール送信といった定型業務やバックオフィス業務は、どの会社にもある業務です。

金融業界はRPA導入により業務の効率化とコスト削減を実現し、従業員はより付加価値の高い業務に集中できるようになっています。更に、エラーの減少やコンプライアンスの強化にも寄与しています。

自社の業務を見直して、RPAによる自動化の可能性を探ってみませんか?

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