AI(Copilot)からの情報報告ロボット

2023.12.27

EzRobot

ロボットの処理概要

命令文(プロンプト)と報告先のデータを登録したエクセルを読み込み、EdgeでAI(Copilot)に命令文(プロンプト)を送信し、得られた回答を指定の報告先に送信するRPAロボットです。

報告方法はメールとChatwork。
チャット送信自体が定型作業なので、ロボット内で「チャットを送信する」サブロボットを呼び出して実行しています。

ここがポイント!

話題のAI、MicrosoftのCopilot(コパイロット)を操作するロボットです。
Copilotに回答をコピーする機能があるので、他ツールへの回答データ連携が簡単に行えます。
この活用事例ではメールとChatworkが報告ツールでしたが、RPAが使用できるアカウントがあれば、LINEやSlackなどの他のコミュニケーションツールで報告することも可能です。

Copilotの回答のデータ量が膨大になる場合は、ドキュメント、PDF、テキストデータとしてエクスポートし、指定のフォルダに格納するのもお勧めです。更には、テキストデータとしてエクスポートした内容をRPAに音読してもらうこともできますよ!

便利で楽しいAIですが、命令文(プロンプト)を送信してから回答を得るまで、少々時間がかかります。
回答を待つ仕事はRPAに任せちゃいましょう。

ロボットの使用アプリ・システム

  •  エクセル(Excel)
  •  AI(Copilot)
  •  Webブラウザ(Edge)
  •  Webブラウザ(Chrome)
  •  Chatwork
  •  メール送信

応用アイデア

AIが出した大量のアイデアを保存するロボット

AIの活用法の一つに「アイデア出し」があります。キャッチコピーや企画テーマを決める際に、AIにアイデアを出してもらい、アイデアのブラッシュアップだけ人間が行うことで業務効率化に繋がります。

「アイデア出し」のポイントは数十個とアイデアをたっぷり出してもらうこと。多数あげてもらうことで、自分では思いもよらなかったアイデアを発掘できる可能性があがります。

しかし、大量のアイデア出しの依頼はAIも処理に時間がかかってしまいます。
そんな時にはRPA!夜間に起動するように設定しておけばAIと一緒に夜なべしてアイデアをフォルダに保管してくれます。翌朝の出社時にはRPAからアイデア出し完了の報告チャットが届いていることでしょう。

応用の仕方も簡単。
この活用事例のロボットが行っている「AIの回答をコピー」する処理を、エクスポートに変更するだけです。

最新ニュースを報告するロボット

同じく話題のAIのChatGPTはAIの学習の都合上、直近約1年の情報は学習範囲外となっています。
一方で、Copilot(コパイロット)ではBing検索による最新データの収集が可能です。

Copilotの強みを活かして、朝・昼・夕方に最新ニュースを報告するロボットを活用してみましょう!
エクセルに登録している命令文(プロンプト)を工夫し、RPA自動起動のスケジュールを設定するだけで、この活用事例のロボットをそのまま使用できます。

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