請求書のAI-OCR 読み取りロボット
2025.05.20
MICHIRU RPA
ロボットの処理概要
FAXやメール、請求書ダウンロードサイト等から取得したPDFの請求書をAI-OCR(DX Suite)で読み取り、読み取り結果のCSVファイルをExcelで表示するRPAロボットです。
この活用事例の動画ではExcel表示するところで終了していますが、Excel表示後にデータを加工して基幹システムに登録したり、注文データと請求データの突合するといった業務もRPAで自動化できます。
ここがポイント!
人間の体で例えると、RPAは手、AIは脳、OCRは目です。
AI-OCRとRPAを掛け合わせることで、RPAは手書きの文字であっても内容を判断できる脳と目を持つことができ、自動化できる業務の幅が広がります。
- FAXや郵送で届いた紙の請求書・注文書などをデータ化して後続業務をRPAで自動化したい
- 写真撮影した機器の型番などをデータ化して後続業務をRPAで自動化したい
- メール添付で送られてきた画像やPDFをデータ化して後続業務をRPAで自動化したい
そんな要望にぴったりです。
音声通知機能
この活用事例動画ではRPAに処理の様子を音声でアナウンスしてもらっています。RPAが動くパソコンにスピーカーがついていれば、音声通知機能でRPAにおしゃべりしてもらうことができます。作業開始、作業終了、同時ログインがNGなシステムへのログイン宣言や、エラー発生時のアラートなどを音声でも通知することが可能です。
就業時間内にRPAを起動する方、メールやチャットの通知だと埋もれてしまうから音声通知も欲しい方におすすめの機能です。
ロボットの使用アプリ・システム
- AI-OCR(DX Suite)
- 音声通知(MICHIRU RPA)
- エクセル(Excel)
応用アイデア
注文書PDFを基幹システムに登録し見積書を作成するロボット
AI-OCRで読み取った注文情報を基幹システムに登録し、注文データをもとに見積書を作成。更に受注の担当者に注文書と見積書を添えて通知を送信するといった自動化ができます。受注担当者の仕事はRPAロボットから送られてきた注文書と見積書をチェックして、お客様に見積書を送信するだけです。
見積送信チェックロボットを作成して既定の営業日内に見積送信できていなかったら、受注担当者にアラートを通知して注文書対応の漏れを防ぐこともできます。
紙のタイムカードから勤怠情報を取得して給与計算するロボット
勤怠管理システムのデジタル化がおすすめですが、労働条件が複雑でデジタル化できないなどの諸事情により紙のタイムカードで給与計算をしなくてはならない会社様もいらっしゃることでしょう。
AI-OCR×RPAを導入すれば、今まで人が目視でタイムカードの内容を確認してExcleや基幹システムに登録していた業務を、AI-OCRでタイムカードの打刻内容をデータ読み取り&RPAで基幹システムに登録して給与計算まで行うことで一気に自動化することができます。
